Webデザインの勉強を始めようとしたとき、こんなふうに思いませんでしたか?
「スクールに通えばOK?でもそれだけで大丈夫?何をどう学べばいいの…?」
情報が多すぎて、どこから手をつければいいかわからなくなってしまう。私もまったく同じでした。

この記事では、現役フリーランスWebデザイナーの私が、実際にデザイン勉強中に読んだ本を5冊、正直な感想とともに紹介します。「よかった!」だけじゃなく「これは難しかった…」も全部書いています。
この記事でわかること
- Webデザイン初心者におすすめの本5冊と、それぞれの特徴・正直な感想
- 本をどの順番で読むと効果的か(初心者向けステップ)
- スクールと本をどう組み合わせて勉強すればいいか
結論:まずおすすめはこの2冊
「5冊全部読む時間ない…」という方のために先に特におすすめの本をお伝えします。
デザイン初心者の私が見てがこれは特に見てほしい!と思ったのは、「なるほどデザイン」と「デザインのドリル」の2冊です。



理論と実践、この2つをセットで学ぶことで、スクールだけでは補いきれないデザインの基礎がしっかり身につきます。詳しくは以下で説明しますね。
スクールだけじゃ足りないと気づいた話
私はFammというスクールでWebデザインを学び、卒業後にココナラで最初のクライアントを獲得しました。スクール自体はとてもよかったです。でも、実際に仕事を始めてみて気づいたことがあります。
「なぜこのデザインにするのか」を言葉で説明できない。
お客様への提案や修正対応のとき、「なんとなくこっちのほうがいい気がして…」では通用しません。デザインには意図が必要だと、仕事を通じて実感しました。
fammスクールで学べるのは主にソフトの操作方法と制作の流れ。デザインの理論や原則は、自分で補う必要がありました。そこで始めたのが、本を読むことです。
実際に読んでよかったWebデザイン本5冊
スクールの先生がすすめてくれたものも含め、実際に読んだ5冊を紹介します。
① なるほどデザイン
デザイン本といえばまずこれ、というくらい定番の一冊。色・レイアウト・フォントがどのようにつくられているかをビジュアルで確認しながら学べます。
整列・反復・コントラスト・近接といったデザインの四原則も、この本で初めてちゃんと理解できました。「なぜこの色はこう感じるのか」という理論的な視点が身につき、スクールでは学べなかったデザインの基礎をここで補えました。
まず最初の1冊に迷ったら、これを選べば間違いないです。
② デザインのドリル
「見てかっこいいと思う」と「自分でつくれる」は全然違う——そのギャップを埋めてくれる本です。
実際のデザインをトレースしながら、レイアウトのバランスや余白のとり方を手を動かして学べます。FigmaやIllustratorなどデザインソフトの操作練習にもなるため、初心者の方に特におすすめ。
文字サイズや写真の配置、余白のバランス感覚は、理屈より手を動かして覚えるほうが早いと実感しました。
③ けっきょく、よはく。
OKデザインとNGデザインが一目で比較できる、シリーズ人気の本です。
「あ、私もこれやってた…!」と反省しながら読みました笑。やってしまいがちなデザインのクセを視覚的に確認できるので、気づきが多い。
デザインは「何を伝えるか」にフォーカスしてつくるもの。その伝えたいことを主役にするための余白の使い方やレイアウトの組み方などをたっぷり学べます。
④ 1冊ですべて身に付く HTML&CSS とWebデザイン
コーディング本の定番で、Amazonのコーディング部門で長い間1位をキープしていた一冊。
「HTML?CSS?何それ?」という状態の人でも読めるくらいやさしく解説されていて、サンプルデータを使って実際にサイトを作りながら学べます。スクールでコーディングを学んでいても、カバーしきれていない部分の補完に役立ちました。HTMLとCSSの基本が載っています!
コーディングに苦手意識がある人にこそ、手に取ってほしい1冊です。
⑤ 確かな力が身につく JavaScript「超」入門
正直に言うと、私にはまだ難しかったです…汗
JavaScriptはサイトに動きをつけるときに使う言語で、この本自体はわかりやすく書かれています。ただ、デザイン初心者がHTMLやCSSと並行して取り組むには少しハードルが高かったです。
今振り返ると、最初はJavaScriptにそこまで力を入れなくてもよかったと思っています(あくまで私の場合)。余裕が出てきてから取り組むので十分でした。
本を読んで変わったこと
5冊を読んでいちばん変わったのは、デザインに理由をつけて話せるようになったことです。
「このレイアウトは視線の流れを意識した整列になっています」「余白をここに入れることで、伝えたい情報が際立ちます」——お客様への提案でこういう言葉が自然に出てくるようになりました。デザインの意図を言語化できると、
なぜこのデザインなのかが説得力が増しますし、こんな意図をもってつくってくれたんだ!とお客様からの信頼にもつながります。
初心者におすすめの読む順番・活用ステップ
5冊をどう活用するか、初心者向けにステップで紹介します。
- 「なるほどデザイン」でデザインの理論を理解する(目安:2〜3週間、1日15〜30分)
- 「デザインのドリル」で手を動かしてトレースする(Illustrator、FigmaなどのソフトをつかいながらOK、1〜2ヶ月)
- 「けっきょく、よはく。」でNGデザインの癖に気づく(制作と並行して読むと効果的)
- 「1冊ですべて身に付くHTML&CSS」でコーディングを補強する(スクール後のおさらいに最適)
- JavaScriptは後回しでOK(案件をこなしながら必要になったタイミングで)
本はスクールと違って、自分のペースで何度でも読み返せます。付箋を貼って仕事中に見返せるのも便利です。
メリット・デメリット
本で学ぶメリット
- スクールと比べて圧倒的に低コスト(1,500〜2,000円前後)
- 自分のペースで何度でも読み返せる
- スクールで学んだ知識の「抜け」を補完できる
- 理論が身につき、デザインの意図を言語化できるようになる
本で学ぶデメリット
- 質問できないので、わからない部分で詰まりやすい
- 手を動かさないと知識が定着しにくい
- 本によっては難易度が高くて挫折しやすいものもある(JavaScriptはまさにそれでした)
こんな人におすすめ/おすすめしない
こんな人におすすめ
- スクールを卒業したけど、まだ知識に自信がない方
- 独学でWebデザインを学び始めたばかりの方
- デザインの理論をしっかり学んでおきたい方
- 低コストで学びをスタートしたい方
こんな人にはおすすめしない
- わからないことをすぐ質問したい方(スクールや勉強会の活用がおすすめ)
- 本を読むだけで満足しがちな方(手を動かすことがセットで必要です)
まとめ
今回紹介した5冊は、どれも私が実際に読んでよかったと感じた本です。スクールで学んだことを補強するのにも、独学の最初の一歩にするのにも使えます。



デザインはソフトの操作だけでなく、理論や知識としても知っておきたいことがたくさんあります。理論を知ることで、お客様へのデザインの説明がしやすくなり、より信頼される仕事ができるようになります。
まず気になった1冊だけでいいので、気になる本があれば、ぜひ手に取ってみてくださいね。あなたのWebデザイン勉強の、最初の一歩になりますように。

